FC2ブログ

咲希のひとり言

ありふれた日常、思ったこと、考えたことを毎日書いていけたらなぁ…
2

盗聴器


スーパーでは新米がお買い得だと店内放送。

宮崎県は超早場米の産地だ。

毎年、お盆の頃には宮崎県産の超早場米コシヒカリが売り出される。


今日は、そんなお米のおはなし。




我が家が区画整理で今の場所に建て替えられる前のこと。

その頃の、お隣のお宅は自分のところで食べるお米を作るだけの田んぼを所有している家だった。

広い庭に農作業用の小屋。

その隣に我が家の居間と寝室が隣接するように建っていた。


稲刈りが終わると籾にして乾燥させるらしい。

乾燥させるにはかなりの時間がかかるみたいだ。

時間がかかる―――

それは朝であろうが昼であろうが深夜であろうが、時間の関係なく乾燥し切るまで籾は幾度となく乾燥機の中を巡回する。


乾燥機の音は、かなり大きい。

ガー ガー ガー ガー ガー

この音が一日中、一晩中、幾日も幾日も鳴り続けるのだ。

籾が機械の中に滑り落ちる「ザー」という音まで聞こえる。


いつまで続くのだろう…

鳴り終わるまで毎日そう思っていた。



それが数年続いたある日、居間でTVを見ながら家族と喋ったことがある。

「うるさいね~!いつまで続くんやろ?お詫びにお米持ってきてくれてもバチ当たらんやろうに…」

そんなに大声で言ったわけではない。

隣の庭に隣の住人がいた様子はない。

てか、いたらそんな事言わないし。



忘れた頃にそれはやって来た。


ピンポーン…

ドアを開けると隣のおじちゃんが立っていた。

手には白いレジ袋。

「うるさかったやろ? これよかったら食べて。」


白いレジ袋の中身は白米が入っていた。



お礼を言って頂いたものの不思議な気持ちになった。

何年も過ごしてきたのに、なぜ今年だけ?

もしかして聞こえていたのか?

「うるさいね~!いつまで続くんやろ?お詫びにお米持ってきてくれてもバチ当たらんやろうに…」

あの時、誰もいなかった…

なのにナゼ?


もしかして…

もしかしたら盗聴器?

そんな…

まさかね?



その時以来、隣のことは言わないようにした。

なので、お隣から頂いたお米は、その時の1回限り。


未だにナゾなのである。



(*゚◇゚)<豊作のおすそ分け?     いや、違うと思う…>( 'ω')?





 

web拍手 by FC2
スポンサーサイト



該当の記事は見つかりませんでした。