ピーマン
野菜がお高い今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか…?
今朝、出勤したロッカールームでのこと。
部屋の真ん中にあるテーブルの上に大きな袋が置いてあった。
中には、たくさんのピーマンが。
その時、部屋に居た他部署のIさんが
「Sさんが持ってきてくれたよ。いる人は貰って帰って、だって。」
Sさんは同じ部の同僚だ。
「いるいる!もらって帰るわ!!」
大きな袋の中には持って帰る人用に小さなビニール袋が用意されていた。
7~8個、その袋に詰めると袋を縛り自分のロッカーに入れようと扉を開けた。
あっ!
袋いっぱいのピーマンが、既にロッカーの中に…
我が社のロッカーは不要の私物、貴重品は入れてはいけないことになっている。
時々、ロッカー検査というものがあって女性の上司が点検に来る。
検査されたとき、整理整頓されてないロッカーには「きたない!」と張り紙が貼られていたりするのだ。
学生じゃあるまいし、ちょっと行き過ぎじゃね?と、思うこともあるのだけれど…
なので退社する際は鍵をかけないことになっているのだ。
(もちろん仕事中で使用中は鍵をかける)
出勤してロッカーに荷物を入れることもせずピーマンに飛びついた私。
Sさんのことだから「どうぞ!」と、優先的に同僚のみんなに配ってくれる気の利いた人だと知っていたはずなのに…
ロッカーの中のピーマンと、自分で袋に詰め込んだピーマン。
両方を交互に見つめ、どうしよう…
こんな時、あなたならどうする?
欲の深い私は…
「まっ、いっか!」
自分で詰めたピーマンもロッカーの中へ放り込んだのだった。
一足先に職場で仕事の準備をしていたSさんにお礼を言う。
「ピーマンありがとう!」
「いえいえ。帰り、まだ残ってたら、持って帰ってくださいね。」
Sさんのその言葉にどれだけ救われたかSさんは知らないだろう。(//∇//)
既に、もらっちゃったよ…
そんなこと恥ずかしくて、とても言えない。(´;ω;`)
で、帰りにピーマンは残っていたのか…?
フヒヒヒ…
まだ残ってたんだなぁ~d(^O^)b
大きな袋の中にピーマンが10個ばかし。
ロッカールームには、まだもらってない人が、ひとりいたので全部その人に「貰ったら?」と自分が持ってきたかのように渡して帰った。
大きくて肉厚の新鮮なピーマン。
初日は肉詰めに。
そして翌日はチンジャオロースにして美味しく頂いた。
ありがとうSさん!
欲張りな私。
ここだけの内緒のハナシ。 d( ゚ε゚;)シーッ!
(*゚◇゚)<欲張り! だって~>(//∇//)
