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咲希のひとり言

ありふれた日常、思ったこと、考えたことを毎日書いていけたらなぁ…
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細い女の子


1ヶ月ほど前、他部署に新人さんが入った。

20代の細い女の子。

第一印象は、内気そうな子。


先日、この新人さんが入った部の先輩とチーフが、何やら困った顔をしながら話していた。

聞いていると、新人さんのことのようだ。

狭いロッカールームにいるので、話の顛末は理解できた。

「ねぇ?どう思う?」

私と私の横にいた同僚に意見を求めてきた。


どうやら新人さん、仕事を覚えるのが遅いとのこと。

遅いだけなら、まだいい。

人それぞれ持っている能力が違うので覚えるのが早い人もいれば遅い人もいる。

でも、この新人さんについては、そういう事を言っているのではなく、教えたことを分かっていないのに「分かりました。」と返事をすることだと。

教える方は「分かった」と言っているので、更に先に進める。

で、一通り仕事内容を教えたところで、やらせてみると全く違ったことをしている。

教えた方は「なんで?」とパニックになる。


また一から教える。

ここまで分かった?と尋ねると「分かりました。」と返事が返ってくる。

また更に先に進める。

で、やらせてみると、また違ったことをしている。

同じことの繰り返しだと言う。


見るに見かねたチーフが、少しずつ手順を教えていくと―――

「分かった。」と言っていたことが、まるで理解できていなかったそうだ。


分かっていないと言うことが分かって良かった…

とりあえず、その新人さんが、そういう人だということが分かって良かったとホッとした顔をして帰っていった。

この新人さん、2~3年前、一度面接に来て断られたという経歴を持つ人だそうで…

当時、募集していた部は、けっこう重いものを運んだりしなければならないところだったので「この子は無理。」と不採用だった。

なんせ彼女は体重が40キロ無い。(たぶん30キロ前半?)

足や腕は、簡単に折れてしまいそうなくらい細い。


一度断られた会社に、再度面接に来るくらい働きたいという意欲があるところは買おう。

でも教えてくれている人に対して分かってもいないことを嘘をついて「分かった」と言うのはダメだ。

覚えが悪いから…

そういう焦りもあったかもしれない。

でも分かったふりしても、困るのは自分自身なのだ。


試用期間は3ヶ月。

3ヶ月で無理だと判断された場合、無条件で解雇することが出来るという。

残された2ヶ月。

彼女は無事乗り切ることができるのか…


教える人は、我慢と根気がいるだろう。

でも、一日ひとつずつでもいい。

確実に自分のものにする。

そうすれば道は開けていくのでは?

教える人も、教えられる人も頑張れ!





 

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