歯科医に行く ②
今日も歯医者さんに行った話。(´・ω・`)
昨日、予約を入れたので、もう行くっきゃない。
昨日みたいに「あぁ…」とか「行きたくな~い!」などという言葉は出てこない。
ただ、何十年も私の口の中に存在していた奥歯を抜かなければいけないということに哀しみを感じていた。
虫歯にしたのは自分。
自業自得なのだ。
今日まで、ありがとう…
抜歯は怖いけど仕方ない。
病院に着くと5分もしないうちに名前を呼ばれ治療室に入った。
今日は最初から先生が診てくれるらしい。
まな板の上の鯉。
どうぞお好きにやっとくれ!
「もし抜けなかったら歯茎を切開して…」
は?
先生の言葉が最後まで耳に入ってこない。
「切ったり縫ったりするのは、やっぱり嫌でしょうから…」
は?
切ったり、縫ったり?
「今日、抜けきれなかったら、2回くらいに分けてやりましょうかね。」
2回!?
オーマイガーッ!|||||||/(´ω`;)\|||||||||オーマイガーット!!
聞いとらん!
わしゃ、聞いとらんぞ!!
まな板に横たわっている状態で逃げるわけもいかず、私は「ハイ…」と頷くことしかできなかった。
麻酔の注射をされ、麻酔が効いてくるまで全部の歯をチェックされた。
虫歯が数本見つかった。(´;ω;`)
それも治療することに決まった。
あと何日、通えばいいんだろう?゚゚(゚´Д`゚)゚
麻酔が効いたところで抜歯を始めることとなった。
抜けない。
『神様…』
心の中で祈る。
『お母さ~ん!』
なぜか「お母さん」という言葉が頭の中に浮かぶ。
要は、何かにすがりたい気持ちでいっぱいなのだ。
頭の中ゴリゴリと歯が軋む音が響く。
それでも、なかなか歯は抜けなかった。
『ヤバイ…切開か?マジ?神様!助けて!」
日頃、無宗教の私が神頼み。
道具を替え、力ずくで歯を抜こうと試みる先生の手がブルブル震えている。
どれほどの力を使っているのか…((((;゜Д゜)))コワイ
『お願い!抜けて!!』
心の中で何度も祈った。
メキメキメキ…
ガリッ!
「ハァ~ 抜けました。」(*^_^*)
見えなかったけれど、ほっと安堵し微笑む先生の顔が見えた気がした。
痛むかも知れないと痛み止めを2錠もらって帰った。
今のところ痛みもなく出血も止まっている。
明日は傷を見せに行かなければいけない。
消毒もするということだった。
歯は痛くなってから行くのじゃなく1年に1度は定期検診に行ったほうがいい。
ついでに歯のクリーニングをしてもらうのもアリだ。
どの口が、そんなこと言うのかって?
今回、歯が無くなって改めて気づく歯の大切さ。
人間は生きるために食べる。
食べるためには歯は無くてはならない大事なもの。
その大事な歯を守るために定期的に見てもらうことは健康管理の一環だと思う。
調子が悪くなる前に行く!
今回、ひしひしと感じた出来事だった。
私の歯医者通いは、まだまだ続く。
一日も早く終わることを祈るばかりだ。(´・ω・`)
