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咲希のひとり言

ありふれた日常、思ったこと、考えたことを毎日書いていけたらなぁ…
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棟上げ



6月10日、今日は友引。

建築中の息子の家の棟上げの日だ。

梅雨、真っ只中、天気が心配されたけれど、どうにか雨は降らずにいてくれた。


私が結婚したばかりの頃、今は亡き母が、いつも言っていた言葉。

「貸家は家賃を払っても畳1枚、自分のものにはならないんよ。」

つまり「自分の家を持ちなさい」と言っているのだ。

子供も2人いて貯金も、そんなに多くはなく、新築なんてとても無理。

なので中古住宅を購入した。

私が26歳の時だった。


区画整理と家の老朽化のため今の家を新築したのは約10年前。

私の旦那は建築業。

息子は地元の高校の建築科に進み、父親と同じ道に進んだ。

この家は、半分くらい旦那と息子が二人で建てた家だ。


そんな息子も結婚し、ふたりの男の子の父となり、自分の家を建てることとなった。

親として、これ以上の喜びがあるだろうか?

今日、こうして無事棟上げを終えることができて、ホッとしている。


ところで…

いま、棟上げといっても「餅まき」をするところが少なっていると聞く。

大工の家でもあるし、縁起物なので「餅まき」は絶対にやりたい。

準備は大変だけれど、なんとかこの日を迎えることができた。



棟上げ

この5色旗が上がると、どこからともなく人が集まってくる。

真っ先に、近所の子供が

「お餅、まくと?」

と、聞きに来る。

この旗が上がっても「餅まき」をしないところもあるからだ。


棟上げ2

棟上げは、男性のみ屋根の上に上がる。

この家の長男、次男(孫ふたり)も「餅まき」に参加できる。

お祝いに駆けつけた、我が家の孫(娘の子)も特別参加させてくれた。

孫たちは屋根の上に上がるのは危ないので、一段下の足場から。

棟上げ3

一生に一度、あるか無いかの経験。

上から見下ろす景色は、あまり見ることのない景色のはず。

地上で待つ人たちに、ノリノリでお餅をまく孫。(*´∀`*)


棟上げ4

盛大に餅を投げ上げる我が息子(29歳)。

職業柄、何度も経験しているだろうけれど、今日はきっと感慨深い思いで投げているに違いない。


棟上げ5

どこからともなく集まって餅を拾った人たちは、皆笑顔だった。

投げる職人さんたちは、これからの作業の安全を願い

拾う人たちは、縁起物のおすそわけとして餅を拾う。



最近、餅をまく家主さんが減っているという。

この風習が、少しでも長く続いていくことを心より願った一日だった。




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