生きるということ
昨日からの頬の腫れは薬が効いて、かなり改善された。
それでも毎日鏡で見る自分の顔。
少し腫れが残っているのは明らかに分かる。
「ねぇ?まだ少し腫れてるやろ?」
娘に顔を見せると
「え~~~っ?いつもと変わらんよ。」
孫っち1号にも聞いてみる。
「ほら!こっちのほっぺ、少しプクッってなってるやろ?」
「う~~~~ん… わからん。」
えぇっ!?
鏡で、もう1度確認する。
やっぱ、腫れてるやん!!!!!
他者から見ると、いつもと変わらないくらいに良くなったんだ…
そうポジティブに考えておこう。
今日はお休みで、ずっとゴロゴロしていた。
動き回って体温が上がると頬の腫れに良くないそうだ。
TVを見ると、どこの番組も例の猟奇的殺人のニュースばかり。
そうだよね…
犯人の異常な行動も驚いたのだけれど、それよりもっと驚いたのは
自殺願望を持っている若者の多さだ。
この世の中には「自殺サイト」というものがあるらしい。
なんでもググって、知りたいと思う私だけれど、このサイトには足を踏み入れようとは思わない。
まだ20年そこらしか生きていない若者たちが、どうして自ら死を選ぶのか…
どんなに辛く苦しいことがあったのか私には分からない。
でも、生きていれば、この先、どれほどの喜びや幸せが待っているのか…
その可能性さえも見いだせない状況に陥ってしまっているのか…
半世紀、生きてきた私。
これまでの人生、順風満帆じゃなかった。
辛く悲しいことは、たくさんあった。
消えて無くなりたいと思ったこともあった。
でも本気で死にたいと思ったことはない。
辛いこと、苦しいことあったけど、それ以上に楽しいことが、たくさんあった。
私の大好きなアニメ 「十二国記」 の中に出てくるセリフ
「生きるってことは嬉しい事半分、辛い事半分なんだって。」
このセリフは人生の縮図のような気がしてならない。
人生、山あり谷有り
良い時もあれば、悪い時もある。
生きてさえいれば…
亡くなられた若者たちのご冥福をお祈りいたします。
