終が肝心
他部署のMチーフが昨日付けで異動になった。
数ある支店のセンターに移動すると。
Mさん、本当はセンターに行きたくなかったらしい。
でも上司命令だから仕方ない。
今日までで、移動となった朝。
バックヤードの廊下で、Mさんとすれ違った。
「おはようございます。」
いつもの朝の挨拶をする。
「…」
なんの反応もない。
朝イチで、これか… (´-д-)-3
Mさん、その日の気分によって態度が変わる。
機嫌が良い時は、ニコニコしながら「はい!おはよ~ございます。」と返ってくる。
その反対で、機嫌が悪い時は、無言。
いい歳こいたオッサン男性が、機嫌の善し悪しで態度を変えられたら、たまらない。
まして、今日でこの職場が最後というなら、なおさらだ。
昔の人は言った。
立つ鳥跡を濁さず
最初が肝心とは、よく言うけれど私は、どちらかといえば最後が肝心だと思うのだ。
一緒にいる間は、よく気のつく人だと思っていても、最後に汚点があれば、そのことのほうが、ずっと印象に残る。
終りよければすべて良し。
それは、いつまでも良い印象として心に残る。
最後の日、挨拶もせず去っていったMさん。
私は一生、悪い印象のままMさんを記憶し続けるのだ。

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