モンペ2
昨日、モンペのことを書いた。
今日は、ちょっと違う非常識な親のことを―――
同僚の家は、今年初盆。
お盆休みをとって初盆の行事(?)を行うそうだ。
ある日セールスマンが名刺を持って同僚の家を訪れた。
「ちょっと耳に入ったものですから…」
全国的にそうなのかは知らないが、こちらは初盆の家には線香をあげに来てくれたお客さんに、お礼に何か品物を持たせて帰すと言う行事(?)がある。
セールスの人は、そんな品物を取り扱う店の人だったらしい。
名刺には「ヘンダ」(仮)と書かれていたそうだ。
同僚、「全国の「ヘンダ」さんには悪いけど、その名前キライなんだよね…」と。
どうやら過去に「ヘンダ」さんと何かあったらしい。
昔、娘がまだ子供だった頃―――
数人の友達と遊んでいた時、お金を拾ったそうだ。
金額は3万円。
すぐに交番に届けたそうだ。
交番では帳簿に名前を記入しなければならない。
誰の名前を書くか話し合って「ヘンダ」が代表になったそうだ。
でも見つけたのは同僚の娘さん。
でも帳簿には「ヘンダ」の名前…
それでも、落とし主が出てこなかったら、みんなで分けようねと約束して…
察しのいい方はここでわかったはず。
時は流れて拾ったお金に落とし主は現れなかったそうだ。
子供たちは、いつもらえるのか、何に使うか楽しみにしていたそうで。
その日がやってきた。
「ヘンダ」の家に警察の人から連絡がきた。
「ヘンダ」の親はお金を取りに行った。
それっきり…
同僚が電話をして「ヘンダ」に尋ねた。
「ヘンダ」親はこう答えた。
「うちの子が代表で名前を書いてたでしょ?」
はぁ?
同僚、開いた口がふさがらなかったそうだ。
子供同士の決め事に、どうして親が出てくる?
ヘンダの子供はどうして親に言わなかった?
「みんなで分けようねって約束したよ!」と…
身近にいるモンペ。
アナタのそばにも、いるかもよ?
(*゚◇゚)<純粋な子供心を… 大人が汚していく…>(´;ω;`)
