長い一日
昨日、娘の代筆で更新した記事のように父の手術は無事終わりました。
私事で、ご心配おかけしまして申し訳ありませんでした。
温かいコメントに勇気をもらって涙が出るくらい嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
ブログをやってきて、改めて良かったなぁと感じました。
感謝、感謝です。
昨日、手術当日。
いつものように出勤し、前もってチーフに言っていたので10時半まで仕事をして早退しました。
職場の同僚は「休んでいいのに…」と、気遣ってくれましたが、
少しでも迷惑をかける時間が少ない方が気持ち的には楽なので。
家に帰ると急いで着替え、荷物を持って旦那と病院へ。
病院まで、車で約15分。
病室に着くと父は眠っていたので家族の待合室でその時を待ちました。
1時間ほどすると兄が…
何を話すわけでもなく、重苦しい時間が続きました。
看護師さんから声をかけられ、いよいよ父が手術室へと…
車椅子に座った父と握手というか、ハイタッチというか、手を握り
「がんばって!」と、言いたかったけれど声にはならなかったような気がしましす。
手術室へと向かうエレベーター。
ひとまわり小さくなった父の後ろ姿を見送りました。
兄の話では、手術は6時間ほどかかるとのこと。
でも、予定より2時間ほど早く手術は終了したようでした。
父に会えるまで、ここからまだ時間がかかることになります。
その間に、兄と一緒に執刀医の先生の説明を受けに部屋へと。
切り取った患部を見せてもらいました。
20~30センチあったでしょうか…
腹壁に癒着し、腹壁を破っていたそうで、入院前は、かなりの痛みがあったでしょうね。と先生。
家族の待合室に戻り、しばらくすると看護師さんに呼ばれ父の病室へ。
大きな病院では術後ICUに入るのでしょうが、この病院では、
術後ナースセンターと繋がった病室に入るようになっていました。
昨夜、この病室に簡易ベッドを用意してもらい泊まることになったのでした。
と、まぁ昨日のできごとをサラッと書いてみたのですが…
ホントは、様子を見るための付き添いなのに、ここで私は爆睡することになります。(//∇//)
前日、あまり眠れなかったのと、無事手術が終わった安堵感なのか。
それでも、体位変換や点滴交換など看護師さんが入室するたび起きましたが…(//∇//)
「娘は、帰ったんね?」
看護師さんに尋ねる父の声に
「ここ、おるよ~!」 と。
すぐそばで見守ることなくベッドに横になっていた不出来な娘でございます。゚゚(゚´Д`゚)゚
今朝、6時すぎ。
注射をするため入室した看護師さんが父に声をかけたタイミングで、
「仕事に行くから帰るね。」 と、父に言い帰りました。
7時過ぎに兄が来るとのこと。
あとは兄に任せ、帰宅。
こうして私の長い、長い一日が終わりました。
夕方、6時すぎ、娘と病院へ。
父は一般の4人部屋へと戻っていました。
昨夜は、とても辛そうな表情だった父。
術後25時間過ぎた父は、見違える程よい顔になっていました。
傷の痛みはあるものの、辛そうな表情は、見えませんでした。
「人間の回復力って、すごいねぇ~」
娘と、そう話しながら病院を後にしました。
