ところで、あなたは誰ですか?
今日は、お休みをもらっていたので朝10時過ぎに病院へ。
看護師さんが言われるには、年の割には回復力が高いようだと。
術後に頭に付けられたドレインも、お昼前に外すことができ、食事もとれるようになった。
病室で、父の昼食の介添えを
お腹が減っていたようで、すべて綺麗に完食。
食欲があるということは、とても良いことだ。
この調子で、元の生活に戻ることができたらいいな。
と、ここまでは良かったのだけれど―――
食事が終わり、一息ついたところで持参した誕生日プレゼントを渡した。
私が、袋から取り出し、
「ポロシャツと、ハーフパンツは、退院の時に着てね!」
「下着は、半袖が2枚入ってるから、すぐ着てもいいからね。」
私の説明に父は
「はい、ありがとう。――― ところで、あなたは誰ですか?」
私の顔をまじまじ見つめながら言った。
マジか!?
2時間近く病室にいて、食事も手伝ったと言うのに… _| ̄|○
軽いショックを受ける。
あぁ…
恐れていた事が…
「私よ! 娘やが!! ○○(私の名前)やが!分かるね?」
私の言葉に父は
「あぁ、そうか… 看護婦さんかと思とった…」 と。
本当に分かっているのか、いないのか…
昨日、手術したばかりなので、落ち込んでも仕方ない。
でも薬を飲む時に、看護師さんの確認作業なのか
「お薬飲みますよ~ お名前は何ですか?言えますか?」
その問い掛けに、父はフルネームを答えることができた。
まぁ、今は、それだけでも良しとするか… ( ´Д`)=3 タメイキ…
時間が、きっと解決してくれる。
今は、気長に待つだけ。
静かに見守ることにしよう。
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