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咲希のひとり言

ありふれた日常、思ったこと、考えたことを毎日書いていけたらなぁ…
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U どりーむ 14

 20 後悔

 電話を切った後も胸のドキドキは止まらなかった。

 誤解は解けた。

 その事にどこかホッとしている自分がいた。


「話したい事あるんだ。」

 内村さんの言った言葉が内村さんの声で何度も何度も再生される。

 どんな話なんだろう…?

 もしかしたら――――――

 ううん、そんなコトあり得ない!

 首をブンブン横に振った。

 鏡の中を覗き込む…

 私は頭の先から足の先まで何処をどう見ても、これと言って何の取り柄も無い普通の女の子。

 なにかひとつでも特別なものを持っているのなら少しは自信、持てたのかもしれないけど…

 内村さんの横に立つ姿なんて到底想像、出来ない。

 考えてもみて!?私が内村さんにしてあげたことなんてガムあげたくらいしかないじゃない!

 どちらかと言えばタバコ売ってあげなかったり、無理な約束させたり、よけいなお節介焼くだけの迷惑なコン

ビニ店員でしかなかったじゃない!!

 今さらながら、自分がやって来た事を後悔していた。




 21 シミュレーション

 次の日、朝からソワソワ落ち着かなかった。

「集中しないと怪我すっぞ!」

 練習してても心ここにあらずって感じで光史にも怒られた。

 ホント、オレは★の事になるとどうしようもなくなってしまう…

 こんなにも他人を好きになるなんて思ってもみなかったから自分の気持ちをコントロールできずにいることに

少し戸惑っていた。

 どうしようもないくらい★が好きなんだ―――

 その事実だけが胸の奥を締め付ける。

 早く★に逢いたい…


 いつもより少し早く練習を切り上げシャワールームで汗を流す。

 時計の針は午後6時を指していた。

 ロッカーに戻り荷物の中から携帯を取り出すと着信の点滅。

 ★からのメールだった。


《思ってたより早く戻れそうですが、どうしますか?》


 一刻も早く★に逢って今の気持ちを言いたい。


《オレも今から上がるから、あのコンビニで落ち合うってのはどう?》

 数分後、★からの返信が届く。

《はい。じゃ、急いで行きますね。》


 予定より30分も早く★に逢える。

 頭の中でゆうべ考えた告白をシミュレーションしてみる…

『セリフ、間違えるなよ!』

 頭の中、どこかで声がした。

「分かってるよ…」

 小さな声で呟いた。



解説 あとがき
何度目の恋であろうと告白はドキドキして怖い…
内村クンは試合は緊張しないって言ってたけど告白する時はやっぱり普通の男の子みたいにドキドキするんじゃないかな…?
あくまで想像ですが…

   (この物語の成分は主の妄想100%で出来ています!)

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