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咲希のひとり言

ありふれた日常、思ったこと、考えたことを毎日書いていけたらなぁ…
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U どりーむ 18

  25 淋しい唇 

 全くの想定外――――――!

 予習もシミュレーションもあったもんじゃない。

 でも、自分のこの気持ちは★に伝わったはずだ。


「返事は次に逢った時に聞かせて…」

 このままここにいたら歯止めが利かなくなってしまう。

 気持ちだけが暴走して止まらなくなってしまう。

 気持ちを伝えたという達成感を持ったまま★の部屋を出よう―――

「ごちそうさま…パスタ美味かったよ…」

 玄関先で見送る★の目にはまだ涙が光っていた。

 その涙の意味を聞くことも出来ず★の部屋を後にした。


 オレに望みはあるのだろうか…?

 幸せな未来は待っているのだろうか…?

 目を閉じ浮かぶのは★の笑顔ばかり。

 思えば初めて会った時も★はオレを見て驚いた顔ひとつもせず笑顔だった。

 いつも、どんな時でも笑顔だった。

 オレの事思ってお節介焼くのも、上から目線で意見するのも全てが愛おしく思えた。

 もともと人みしりのオレが初めてガム貰ったのにセコぃプレゼントだの、ありがたく頂いとくだの、そんな風

に言えたことが不思議だったんだ…

 初めて逢ったのに、ずっと、ずっと前から知っていたかのように話せたのは必然だったのかもしれない。


 ★と繋いでいた手が熱い。

 マスク越しに触れた唇が淋しい。

 ★は今、何を思っているのだろう…?

 オレのことで頭、いっぱいだったらいいのに―――



解説 あとがき
あちこちにハゲ散らかした…イヤ、貼り散らかした伏線の回収のひとつです。
多分、全部、回収せずに終わりそうです…
だってこれ以上長くなると―――ねぇ…

   (この物語の成分は主の妄想100%で出来てます!)

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