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咲希のひとり言

ありふれた日常、思ったこと、考えたことを毎日書いていけたらなぁ…
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U どりーむ 23

 30 いつまでも、どこまでも 


「内村さん――――――私でいいの?」

「この期に及んでまだそんなコト言う!?―――★がいいんだ…★でなきゃダメなんだ――――――だから覚悟、

決めて!」

「覚悟?」

「内村航平の彼女になるってこと!」

「内村さんの…彼女……」

「てかさ、その内村さんってのやめてくれる!?前に言ったろ?航平って呼んで!」

「――――――こう  へ     ぃ―――ダメ!!恥ずかしい!」

 耳まで真っ赤にしてそんな顔すんなよ―――マジかわいいんですけど…

「航平って言わないとチューするぞ!!」

「――――――じゃあ、言わない!」

「そっか!じゃあ――――――」

「あっ!ウソウソ!航平!航平クン!!」

「よしよし!これからもその調子でお願いシマス!!」

「はいっ!了解しました!!」


 アレ?なんか今、損した気分?

 でも、ま、いっか…

 これからは★とふたりで過ごしていく時間はたっぷりある。

 今度は、チューどころじゃ済まないからな――――――


 他愛ない会話と笑い声、それだけで幸せな気持ちになる。

 なにもない日常の、何気ない毎日が★とふたりでいるだけで幸せ色に変わる。

 こんな気持ちにさせてくれたのは★のおかげなんだよ。


 グ―――ッ…


「あ゛あ゛っ!ヤダ!!」

「今のお腹の音?――――――なんだよ…ムードもへったくれもないなぁ…」

「だって今日、朝から何も食べてないんだもの!!」

「マジで!?―――そういや、オレもメシまだだった―――ね?またなんか作って!」

「冷蔵庫、カラッポだから――――――おばさんの店、買い物行く?」

「行こう!ふたりで行ったら、おばさん、きっとビックリするだろうな!?」

「フフッ…驚くおばさんの顔が目に浮かぶ…」


 手を繋ぎ歩く夜の道。

 何を作ろうかあれこれ悩む★の横顔。

 やっと見つけた大切なもの。

 ずっと守っていくよ。

 だから★の全部をオレにくれないか?

 そうしたらオレは永遠の幸せを贈るから…


 まっすぐに続くこの道を手を繋いで歩いていこう。

 いつまでも、いつまでも―――

 どこまでも、どこまでも―――



解説 あとがき
この後に続く31話を早くに書きあげてしまってて、この30話が私にとって最後に書いたお話になります。
本当は、昨日UPした29話の次に明日UPする31話で完の予定でした。
が、★が内村クンの事を「航平」と名前を呼ぶようになったくだりが書かれていないことに気付き慌てて考えたお話です。
取ってひっつけたような回になってしまいましが、この30話、ものすごく時間がかかってます。
書いては消し、書いては消し―――
結局、書きあがったのは今日、27日…
時間がかかった割に出来はorz…

さあ、明日が最終話になります!
一番書きたかったモノ、一番、力を入れた作品です。
すこしでも喜んでいただけるようにUPするギリギリまで手を加え、より良いモノにしたいと思っています。


   (この物語の成分は主の妄想100%で出来ています!)

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